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Wendy Midener

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Nick Maleyは次のように振り返ります。

"私はWendyを魅力的で才能のある製作者だったと記憶しています。

彼女は陽気で知識豊かであり、惜しむことなく技術を提供してくれました。

Stuart Freebornの仕事の大部分はヨーダの頭部に関わるものでしたが、ヨーダを手を入れて動かすタイプのパペットにするのを決定したのも彼でした。

この決定がGary KurtzJim Hensonの組織を招き入れることに繋がりました。

ヨーダのヘッドモデリングの過程が終わりに近づいた頃、Wendyは私たちのチームに加わりました。

彼女はJim Hensonが監督を務めた『ダーククリスタル』でJimと共に仕事をしていました。

彼女は「カーミット」、「ミス・ピギー」を始めとした、人気キャラクターたちのマペットを製作した技術をチームにもたらしました。

Frank Ozは製作段階において、我々の仕事場に現れることは稀でした。

Wendyの仕事の一部は、彼が最終的に完成した人形に納得いく出来になっていることを保証することでした。

Wendyはヨーダだけに専念していた唯一の人物でした。(Stuart,Grahamと私は全員、他のキャラクターの制作も行っていました)

キャラクターを作り出すWendyの貢献は、全ての生き物の監督をしていたStuartに次ぐものでした。

彼女は1人で発泡シートからヨーダの体を形成しました。

彼女はヨーダの手足に機構を加えた木製パーツからパペットの仮枠を作りました。

私の記憶が正しければ、彼女はカメラのセットアップ中に位置取りを確かめるのに使用された"スタンドインヨーダ"を製作しました。

彼女は粘土でモデリングされたヨーダの頭部の製作にも関わりましたが、それはStuartが頭部制作にかけた5ヵ月のうちのほんの少しの間でした。

当時、"The Muppets"はスクリーン上のキャラクター達の目や瞼を機械的な物として製作することはしていませんでした。そのためStuartが何カ月も費やした、複雑なアニマトロニクヨーダの表情豊かな目の製作に、Wendyが直接関与していたかどうか私は覚えていません。

しかし、Wendyはヨーダの耳を操作するテクニックを思いつきました。これはプロトタイプのヨーダに

適したものだったので、私はダゴバでルークを訓練するシーンのために製作した4体目のヨーダにこれを採用しました。

撮影時、当初Wendyは後ろからパペットを眺めているメンバーの一人でした。

しかしJimの仕事仲間の彼女が、ダゴバのシーンで第3のパペッターになったのは自然なことでした。

残念なことに、アレルギーによってパペッターとしての役割を務め切ることは出来ず、当時の見習いだったDavid Barclayに彼女の(パペッターとしての)仕事が引き継がれることになりました。

彼女はセットクルーの一員として、Frankのチームで待機し、必要に応じて修理と最適化を行いました。

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スターウォーズ後の活動

撮影が終わると、Wendyは『マペットの夢みるハリウッド』のために、"The Muppets"に戻りました。

2年後、Jimに『ダーククリスタル』の仕事を依頼された際、私はJimの仕事場を見学し、そこでWendyの仕事に感銘を受けました。

彼女は "Jen"と "Kira"を彫刻し、それらの人形を製作しました。

そのプロジェクトを通じて、妖精のデザイナーであり作家のBrian Froudとの関係が生まれました。

彼らは結婚後、Jimの次の作品である『ラビリンス/魔王の迷宮』でもコラボレーションを続けました。 今日、WendyBrianはイングランドに住んでおり、ユニークなキャラクターと書籍を作成し続けており、アメリカとイギリスの各国のコンベンションで展示を行っています。
 

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